明けましておめでとうございます。今年はどんな年になるのでしょうか。
2022年は乙酉世にあり、局式は昨年と変わりません。
まずは、昨年の元日に公開した記事を見ながら考えてみましょう。
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西暦2021年辛丑の測局 皇極経世による四柱局式 子平修密無学訣で観測する 『子平大全』へのご質問ー「内格の喜神」について
西暦2021年の測局
世界の未来を予測するには「元・会・運・世」という四つの要素で、子平の「局式」を立て、「命理」の場合と同じように「強弱・格局・喜忌」を出し、「象意」を判断することができます。
すると、現在の「局式」は、次のようになります。
この局式は「無学訣」の分類で「種殖」の格局に当たります。
会干の庚は、運干の乙を干合しますが、乙を毀すものではなく、
乙の花を剪定して、美しく育てる剪刀の役割をするものです。
つまり、世界の新秩序を構築する、運動勢力が、庚の剪刀に象徴されています。
2013年までの、甲申世の局式は、
甲乙庚甲
申亥午子
というもので、本来なら、乙を支えて育てる役割をするはずの、世干甲が、庚の剪定を妨害して、逆に乙を育てる種殖の邪魔をする働きとなっています。
つまり、世界新秩序の構築に対する、強力な抵抗勢力を象徴するものです。
1984年~2013年までの、甲申世の間、ソ連邦の崩潰を初めとする、世界新秩序と抵抗勢力のせめぎ合いが明らかでした。
(詳しくは、こちらの記事をご覧ください。子平測局の見方 掛川掌瑛著『子平大全』より)
西暦2014年から乙酉世に入り、世干支の甲申が乙酉に変っただけで、五行の構成が同じで、喜忌も全く同じですから、あまり変化がないように見えます。
ところが、甲は乙を強めますが、乙はただ数が多いだけで、雑草が繁るような状態であり、世界新秩序の構築に対して、抵抗側は腰砕けとなり、ただ混乱するだけ、という状態になっています。
西暦2021年は、辛丑の流年に当たります。
辛は、乙の黄花を照らす明月であり、局式中の運干喜神乙の黄花は明月と比較されれば、美しさで負けてしまいます。しかも、世干の乙は雑草で閑神ですから、ますます荒れた風景になってしまいます。
つまり辛年運は忌神運であり、この一年はあまり良いことがありません。
もともと、会干の庚は剪刀であり、運干乙の花を剪定して美しく育てようとするものですが、世干乙の雑草が蔓延り、思うように剪定できないところ、この流年中は、乙の花の美しさが引き立ちません。
丑は、庚の根にはなりますが、甲・乙に対して根にはなりませんし、元支の子と合し元支と会支の冲を解いたとしても合も解け、午も根にならず、特に影響ありませんから、閑神といえます。
世干が乙の間、新秩序の構築に対して、抵抗側の動きが盛んですが、無秩序で力は無く、新秩序の構築を遅延させ引き延ばすだけで、あまり有効ではありません。
流年にどの干が来ても、乙酉世の30年間は、あまり大きな変化は期待できないところであり、この辛の流年も同様です。
昨年、流年庚子の測局で、「庚の流年だけは、少し剪定がはかどり、つまり新秩序の構築が、少しはかどるようになります。」と予告しましたが、新型コロナによるパンデミックという事態により、アメリカの覇権衰退が急激に進み、逆に中国のGDPやコロナ対策が独り勝ちとなり、米中経済の逆転が、これまでの予測(2030年?)よりも早く起こりそうです。
2044年からの、丙戌世になってから、新秩序構築の完成を見ることが出来るはずですが、少なくとも、あと30年くらいは生きていないと、自分の目で見ることはできません。
引用はここまでです。あとは元記事をご覧ください。
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2021年ー辛丑歳の実際は、概ね予測通りというところです。
2022年はどうなるでしょうか。
西暦2022年は、壬寅の流年に当たります。
壬と乙の関係は「出水芙蓉」(『子平命理基礎篇』参照)と表現されるように、水に浮いた蓮の花であり、お互いに美しく見せることができます。
ところが、庚の剪定にとっては、水に浮いた花では扱いにくく、さらに乙が並んでいては、蓮の花というよりは,繁茂する水草のような状態であり、とても剪定しきれません。
つまり、流年干壬の作用は、喜神でもあり、忌神でもあり、喜忌半々の作用ということになります。
また、流年支の寅はどうかと言いますと、本来なら喜神の運干乙の根ですから、喜神になるはずですが、寅は、喜神の運支亥と合し作用を弱めますから、忌神と見なければなりません。
すると、流年干が喜忌半々で、流年支が忌神ですから、この流年干支は忌神年ということになります。
もともと、会干の庚は剪刀であり、運干乙の花を剪定して美しく育てようとするものですが、世干乙の雑草が蔓延り、思うように剪定できないところ、この流年中は、乙が水草の如くに繁茂し、乙の花の美しさが引き立ちません。
結論を言えば、
世干が乙の間、新秩序の構築に対して、抵抗側の動きが盛んですが、無秩序で力は無く、新秩序の構築を遅延させ引き延ばすだけで、あまり有効ではありません。
流年にどの干が来ても、乙酉世の30年間は、あまり大きな変化は期待できないところであり、壬寅の流年も同様です。
新型コロナによるパンデミックという事態により、アメリカの覇権衰退が急激に進み、逆に中国のGDPやコロナ対策が独り勝ちとなり、米中経済の逆転が、これまでの予測(2030年?)よりも早く起こりそうです。
さらに、アメリカは、中露に対して無謀な経済制裁や脅しを仕掛け、本気で戦争を始めかねないような動きをしていますが、子平の測局で見る限りは、とてもそんなことはできそうもなく、
2044年からの、丙戌世になってから、新秩序構築の完成を見ることが出来るはずですが、少なくとも、あと30年くらいは生きていないと、自分の目で見ることはできません。
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